日曜日から韓国出張だったヲットが帰ってきた。
ここ1年ほど、国内も含め出張はほとんどなかったので、3日も家を空けるなんて久しぶりのこと。
家を空けると言っても、私は留守番だったので、もちろんいたわけだけれども。
今回は特に必要なものがなかったので、何もお買い物メモを持たせなかったワタクシ。
何度も電話で「ほんとに何も買っていかなくていいんだね?」と確認され、「うん、要らない」と。
しかし、案の定、帰ってきたヲットに、「ほんとに何も買ってこなかったの?」と。
何も要らないって言っても、何かあるでしょう。何か。
などという、たわいもない会話をしつつ、夕食。
食べてくれる人がいるというのは作り甲斐もあるってもんさ、などと、これまた久々にありがたく思いつつ。
夕食を終え、デザートをカットしている時のこと、ヲットが私の顔を覗き込むように見る。
「何なん?」 「別に。」
デザートを食べているとき、ふと気がつくと、これまたヲットがじーーーーーっと私の顔を見ている。
「何よ。」 「別に。」
ははーーーーん。実は、お土産、買ってきたけど、私があまりにあっさり引き下がったもんだから、渡しにくいな。
デザートを食べ終わって、録りだめていたドラマを見始めるも、やはりヲットが見ているのが気になる。
「何なん。お土産買ってきてくれたん?」と、私。
すると、ヲットが真顔で言った。
「
たいちゃん、なんか年とったね。」
ごーーーーーーーん
ごーーーーーーーーん
ごーーーーーーーーーん
そうか、それでじっと見つめていたのか。
・・・・・って、いやいやいや。たかが3日。どんだけのスピードで年とる人ですかと。
軽く怒りも覚えたけれど、ここはひとつ真摯に受け止め、女子力アップに努めようと誓った私。
自分のことながら、3日坊主にならないことを祈りつつ。