先日、郵便局に通帳を作りに行った。
幸い、ヲットがお休みだったので、お散歩がてらムスコと一緒に3人で郵便局へ。
人も少なく、ゆっくり椅子に座って待っていたのだけれど、手続きをする間、やっぱりムスコが気になるワタクシ。
ちゃちゃっと申込用紙を記入するワタクシ。
しかし、最近の申込用紙は不思議で、なんと名前を書く欄が2か所もある。
よくネットなんかでパスワードの登録を確認用に2回入力する、あれの真似だろうか。
そんなことを思いながら、記入した申込用紙を窓口に提出。
身分証明書と、印鑑を渡すと、係のおじさんが不思議そうに用紙を見つめて言った。
「お客様、こちらですが・・・」
・・・・はっ!
住所の欄に堂々と名前を書き、ご丁寧に振り仮名までふっている私。
恥ずかしさ120%。
冷静に考えたら、住所も書いていないし、だいいち名前を書く欄が2か所もあるわけがないじゃないか。
「あ。住所ですよね、すみません~。」とへらへら笑う私。
すると、フォローするかのように隣の窓口にいたおじさんが言う。
「いえいえ、今日は暑いですから~!」
って、暑さのせい?
いや、それ以前に、そういう片付け方?!
もう、その場から逃れたかったので、「ええ、そうですねー。ははは」と乾いた笑いでごまかしてみた。
その後、ATMでお金を振り込もうとするも、用紙が入らないという事態に。
おかしい。自動でできるはずなのに。
いた仕方ないので、先ほどの貯金の窓口のおじさんのところで振り込むことにした。
すると、おじさん「あれ?ATMでできませんでした?」とおっさる。
ええ、できなかったから、こっちに並んだわけですよ。
「ええ。やってみたんですけど、用紙が入らなくって。」
「どれ、見てみましょう」と、おじさんが一緒にATMまでついてきてくれた。
あたしゃ、機械に弱いご老人ですか!用紙が入らないんだっちゅーの!
プンスカ怒りつつ、おじさんの後をついていく。
「用紙、いいですか?」と言うおじさんに記入済みの振込用紙を渡すと、いとも簡単にATMに用紙がのみ込まれて行った。
あれぇぇぇーーーー?!
って、私、通帳入れるところに一生懸命振込用紙差し込んでましたやん・・・・。
くるりと振り向くと、おじさんがニッコリ笑って言う。
「暑いですから~。」
・・・・うん、そうかも。
本当に暑さのせいで、あんなことやこんなことが起こったのかも。
しばらく郵便局には立ち寄らないようにしようと決めた私。