花粉症で冬眠中の間も時は流れていく。
3月18日。
ムスコが幼稚園を卒園。
初登園の日、バスが見えなくなるまで見送った。
あれから3年。
お絵かきができるようになって、お箸が使えるようになって、嬉しくはないウルトラマンにはまって、かけっこも上手になって。
たくさんたくさん、いろんなことができるようになって。
寒い中、見送ったバスも、眠い目をこすりながら作ったお弁当もおしまい。
多くの人に助けられ、多くの人に見守られ、楽しく過ごした3年間。
ありがとうの5文字だけでは表現しきれないほどの感謝の気持ちでいっぱいだ。
もちろん、こんな貴重な経験を、今まで知ることもなかった世界を見せてくれたムスコにも感謝。
短い春休みを経て4月5日、ムスコは小学校の入学式を迎えた。
翌日から身体よりも大きなランドセルを背負い、通学路を歩くムスコ。
もう園バスは来ないのだ。
でも、親が思っている以上に頼もしく、しっかり歩くムスコを見て、大きくなったなと改めて思う。
小学校は一番仲良しのお友達と同じクラス。
楽しいことがたくさん待っているに違いない。
今度はどんな世界を見せてくれるのだろう。
春。出会いと別れの季節。
世の中の多くの新人さんたちにエールを。
(いまだに花粉症で鼻ずるずるの私にもエールを!)