ここ6年程、ずっと同じ人に髪を切ってもらっている。
私と歳も故郷も近いその人の名は渡辺さん。
昨日、髪を切りに行った。
もう6年のお付き合いなので、何も言わなくても好みの感じに仕上げてくれる渡辺さん。
しかし、ここいらでひとつ髪形を変えてみようじゃないかと、相談。
短い髪を長くすることはできないので、短いなりに感じを変えてもらうことにした。
仕上がった感じは、それはそれは驚くほどで、これまで踏み入れたことのない領域だったけれど、意外と似合うじゃないかと満足してお店を後にした。
明けて翌日の今日。
朝起きてシャワーを浴びる。
髪を乾かし、昨日の渡辺さんのようにブラシを手に取る。実に数年ぶりのブラシ。←いつも手ぐしの人
あれ?あれれ??
なんだかおかしい。
髪は完全に乾いているのに、出来上がった姿は一昔前のアジア系留学生だ。
何がどうしてこうなったのか。
昨日のあの髪形はどこへ消えてしまったのか。
渡辺マジック恐るべし。
・・・・いや、驚いている場合じゃない。このアジアンな感じを早くなんとかせねば。
(※そんなわけなので、しばらくはリアルたいたいさんに会っても髪形のことには触れないように)