先日、友から嬉しい知らせが届いた。
待望のお子がやってきたのだとか。現在4ヶ月らしく、「地震の時にあれなんだけど」と、本人は言っていたけれど、いやいや、めでたいことはどんな時でもいいのだ。
つわりもあるらしいし、余震も計画停電(当時はまだ計画停電実施中)もあるし、不安でいっぱいだろうなと思っていた。
と、同時に、ちょうど要らなくなったマタニティー関連の物を横流し(←おい!)しようと、名実ともに重い腰をあげ、クローゼットの整理を始めた。
これも要らない。あれも要らない。
頂き物を含め、マタニティー関係の物は全て差し上げられるように洗濯を済ませ、袋に入れておいた。
ところで、こべたが産まれて1ヶ月が過ぎた。
まだまだだと思っていたけれど、あっという間に1ヵ月検診と私の産後検診の日が来た。
ちょうどヲットが育児休暇をとっていたので、車で出発。
母子共に特に大きな問題はなかったので、お天気が良く、短時間ならば、お出かけもそろそろ始めてよしとのことだった。
ならばと、翌日、真新しいベビーカーにこべたを乗せ、近所を散策してみることにした。
近所だけれど、私にとっても久しぶりのお出かけ。
家にいるときは授乳が楽ということもあって、ずっとパジャマだったので、久しぶりにデニムパンツをはいてみた(ちなみに、前日の検診は脱ぎ着が楽なようにワンピースを着た)。
・・・・あれ?あれれれ????
そうか、こういうのって洗うと縮むもんな。綿のパンツにしよう。
・・・・。
・・・・・・・。
・・・・・・・・・ぜんぜん入りませんけど。
おかしい。体重はもう元に戻っているのに、産前にはいていたパンツ類が全く入らない。
どうにもこうにも腰から上に上がってくれないのだ。
涙ながらに、友に渡そうと思っていた紙袋からマタニティーデニムを引っ張り出す。
もう妊婦じゃないのに。マタニティー渡すはずだったのに。
数々の言葉が浮かんでは消え、そっと涙をぬぐう私。
友はまだ4ヶ月。マタニティーじゃなくても大丈夫なはず。
タイムリミットは、あと1ヵ月。
友に服を渡すまでになんとか産前のパンツ類が入るようにしなければ。とほほ。