ついにやって来た。
恐れていた物が、ついに昨日の夜やって来た。
それは、今年初の雪ではなく・・・・季節外れの雷でもなく・・・・はたまた大地を揺るがす大地震でもなく・・・・・自治会の役員が回ってきたのだ。
韓国に住んでいたときはマンション住まいだったせいか(って、今もマンション住まいですよ?)、自治会なるものとは無縁の生活をしていた。
日本に戻ってきて、マンションの契約をした際に不動産屋さんから「自治会にも入ってもらうことになります。順番が回ってきたら役員にも・・・・云々」と説明を受け、嫌だなと思った記憶がある。
いつもと何一つ変わらぬ姿で玄関のドアに差し込まれた回覧板には、たいたい家様から始まる自治会の案内状が入っていた。
「2月16日(土)に次回役員の担当、引継ぎ、その他が行われますので、19時より○×集会所にご出席ください」
って、○×集会所ってどこじゃーーーーー!!
実を言うと、私の計算ではこの役員をやる前に韓国に戻るはずだった。
ところが、去年、あれよあれよと言う間に2軒のお宅が引越しをされ、順番が早まってしまったのだ。
なんたる誤算。
とは言っても、回ってきたものは致し方ない。
今年の目標はポジティブシンキング。
結婚している人が偉いとは言わないけれど、結婚したことで旦那さんの実家との繋がりやその他諸々わずらわしいことに巻き込まれる。それを上手くかわしたり、時には我慢したりして生きているのだから、明らかに結婚している人のほうが人間の幅が広いと思う。
子供を産んだ人が偉いとは言わないけれど(いや、出産の痛みに耐えられている時点で偉いのか)、子供を産んだことで、自分以外の何かに時間や愛情を費やし、時には我慢を強いられ日々奮闘しているわけだから、明らかに子供を産んだことのある人のほうが人間の幅が広いと思う。
韓国男子なら軍隊、社会人ならサラリーマンやOLさん等会社勤めをしている人なんかも同じ。
前置きが長くなったけれど、嫌だと思うことは人間自らすすんでやることはないわけで、自治会の役員もやらなければならない状況でなければ決してやることなどないわけで。
そういう意味では貴重な経験だと思う。
思うことにしよう。
思わなければ。
思いたい。
・・・・・ただの負け惜しみか。